地域情報

日本の教育をこんな視点で!?今までの子育てでは子どもたちの未来が危ない?ちょっとドキドキするお話

2017年05月24日

どんな子育てしたらいいかな〜。子育て中はいつだって、そんな悩みでいっぱい。将来は海外にいくことも多くなるだろうし、英語はやっぱり習わせておきたいな。そんな話もたくさん出てきます。

今の子育てで本当に大丈夫!?

この本「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」このタイトルを見てドキッとしました。「労働者を育てる」今まで自分の子どもを労働者を育てている気持ちでしていなかった私。でも本を読んで納得。確かに労働者として育ててしまっている自分に気づきました。

ハワイで子育てをしているイゲット・千恵子さんのセミナーに参加

この本の著者、イゲット・千恵子さんのセミナーに参加してきました。本の内容をより具体的にお話していただいて、ますます納得。私自身も小さい頃から労働者としての教育で育ってきているので、今までなんの疑問も思わずに同じように子どもを育てていたんです。千恵子さんももちろん、日本で育っているので同じような教育を受けていました。ハワイに移り住んで、ハワイ(アメリカ)の子育てを知り、考え方が変わっていったといいます。

海外からみた日本の子育て。自分の描いていたイメージと違っていて驚き

日本のイメージって、経済大国で旅行するのに高いイメージを持っていると私は思っていました。でもそれは一昔前のイメージ。今、海外からどんな風に見られているか。「質がいいのに安い」というイメージだそうです。ちょっと前まで、海外の大学では、第二外国語なら日本語。と言われていたのが、今ではほとんどの大学では「中国語」になっていて、日本語を選べる大学はなくなってきているのだとか。

アジアの経済大国は、残念ながら日本ではなくなっているのが現実だということを知りました。
確かに100円均一である程度の品物が買えて、500円も出せばランチが食べられる。そりゃー安い国だと思われるのは当たり前。そして、丁寧に作業をする姿勢はそのままなので「質がいい」。なので、人材としても「安くて質の高い仕事をする」のが日本人だと言われているとの話でした。

海外に行くのに英語が大事と思っているだけでは、これからの子どもたちにとって海外での仕事はなかなか厳しいー。

日本にいながらもできることがある!おこづかいは自分で稼ぐ!

どうしたらいいだろう。この本を読みながら、私は考えました。千恵子さんのように海外で子育てをするにはたくさんのハードルがある。日本にいながらできることはなんだろう。

そこでふと思ったのです。おこづかいの渡し方をまずは変えてみよう。
日本ではおこづかいは「いただくもの」という渡し方をしている家庭が少なくありません。私もその一人でした。お手伝いをしたらいくら渡す。というルールが「手伝いは家族同士が支え合うためにするのだから、お金のためにするという考え方はちがう」という家族の考えもあって、決まった日に「あげる」ようにしていました。

それ自体が「給料=労働者の子育て」だったと気づいたのです。

まずは、今年初めておこづかいをあげようと思っていた下の子のおこづかいの渡し方を工夫することにしました。その子には夢があります。「お花屋さんになりたい」数年間変わることない夢です。

種を買って花を育てて売る。もちろん買うのは私なのですが、娘がもっていた100円を元手に種を買って、育てることを始めました。

いやー。それが私はまったくの苦手分野。思い立ってやってはみたもののまったくだめで、ほったらかしだったプランター。まずはこの雑草を取り除くことからすることに。

最初は新しい土を入れて始めようと思ったのですが、「開墾」(笑)からしてもおもしろいかなと。ということで、雑草の根っこと土を分ける作業を黙々としていきました。

さて、ここからスタート。どんな花を育てようか

途中、習い事で中断しながらもプランターはきれいになりました。まだまだ小学生。親のリードがないと自分だけでは考えつかないところもたくさんあります。

私にとっても初めての試みなので、迷うこともたくさん出てくると思いますが、「経営者を育てるハワイの親 労働者を育てる日本の親」この本を読みながら少しずつ自分の意識も変えつつ、これからの子どもたちが本当の意味でグローバル社会で生きて行く人になるように育てていこうと思っています。

 

ライター:おっきー

writing
hug